「辞めたい」の手前にある、居心地のはなし

本日もご覧いただきありがとうございます。

札幌は、午前中は暖かく午後からは雨。これから雪に変わるのでしょうか。
皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか。
今日は、自分にとっての「居心地がいい場所」について、書いてみようと思います。

ランチの時間

今日は、久しぶりに集まる方たちと、ランチに行ってきました。
ランチの写真をSNSに投稿しようと思っていたのに、すっかり忘れてしまうほど、話が止まらない時間でした。私は、その話を聴いているだけで、とても楽しくあっという間でした。
こういう時間を過ごしたあとは、「ああ、居心地がよかったな」と、心がほっとします。

プライベートは、自分の居心地のいい場所を、選んでいくことができます。会いたい人、行きたい場所、過ごしたい時間。
では、仕事は、どうでしょうか。

仕事にも、居心地を?

仕事も、自分にとって居心地のいい場所であれば、続けられるのだろうか。ふと、そんなことを思いました。
「そんなことを言っても、誰もが、自分のやりたいことや好きなことを仕事にできているわけではない」と思われる方も、いらっしゃるかもしれません。

仕事をしている理由は、人それぞれだと思います。生活のため、家族のため、やりがいのため、責任があるから。どれも、大切な理由です。
でも、仕事を「辞めたいな」と思うとき、その手前には、「居心地が悪いな」という気持ちが、あるのかもしれません。

辞める人、迷う人、続ける人

私は、これまで、仕事を「辞める」人、「迷う」人、「続ける」人を、たくさん見てきました。
不満を感じたとき、すぐに「辞める」を選んで、行動できる人もいます。周りに気を遣ったり、辞めたあとの不安から、なかなか決断できない人もいます。不満を口にしながらも、続けている人もいます。

この違いは、どこにあるのでしょうか。

私が見てきたこと

お話を聴いてきた中で、感じていることがあります。(これはあくまでも私見です)
仕事を辞める方の中には、組織に対して、不満やあきらめの気持ちがあったり、「自分だけが負担を負っている」という気持ちになっていたりする方がいらっしゃいます。

続ける方には、日常の仕事に追われて心が消耗して「辞めたら楽になるのかな」と頭をよぎるけれど、信頼できる上司や仲間がいたり、自分なりのやりがいがあったりする方が、多いように思います。

そして、迷っている方は、何らかの不満はあっても、先への不安が大きい、新しいことへの挑戦を躊躇する、「言いたい事は言えるからまだいいか」と現状維持を選択する。

どの方向を選ぶのも、その人自身の選択です。「辞める」が強くて、「続ける」が弱いということも、ありません。どれも、その方なりの事情と、その方なりの選び方なのだと思います。

居心地の悪さの、理由を眺めてみる

もし今、「辞めたいな」と感じているなら、決断する前に、「何が、居心地が悪いのだろう」と、少しだけ眺めてみるのはどうでしょうか。
人間関係なのか、安心して意見が言えないことなのか、仕事の進め方を自分で決められないことなのか。あるいは、役割や、大事にしたいことが、合わなくなっているのか。
忙しい時期だけの、一時的なしんどさもあります。一方で、ずっと続いて、心が少しずつ消耗していくような居心地の悪さもあります。その違いを見るだけでも、見え方が変わってくるかもしれません。

そして、「辞める」以外にも、選択肢はあるかもしれません。環境を調整する、誰かに相談する、少し休む。
なお、ハラスメントなど、相手の言動によって居心地が悪くなっている場合は、あなたのせいではありません。
大きな決断だからこそ、一人で抱え込まず、信頼できる人に話してみてくださいね。

あなたのペースで

私の役割は、辞めるか続けるかを決めることではなく、その方にとっての「居心地のいい場所」を選ぶ過程を、一緒に考えることだと思っています。

居心地のいい場所は、人によって違います。仕事もプライベートもそこで過ごす時間が、あなたらしく過ごせる時間であってほしいと思います。

あなたのペースで、居心地のいい場所を、選んでいけますように。

今日も、あなたの一歩にそっと寄り添えたなら嬉しいです。

 

投稿者プロフィール

畠 由架利
畠 由架利くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
お立ち寄りいただきありがとうございます。

「こころのリスタート便り」には、
あなたらしさを育み、自分らしい人生をもう一度歩き始める。
そんな願いを込めて更新しております。

少し立ち止まりたくなったとき,
ふらりと立ち寄れる場所になれるといいなと思っております。

あなたの今日が、昨日より少し軽やかになりますように。

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